公益社団法人 日本しろあり対策協会認定資格取得しろあり防除施工士 登録番号 第13470号

蟻害・腐朽検査士 登録番号 宮崎県-17-0053号

JBTA一般社団法人日本ホウ酸処理協会会員1級ホウ酸施工士 認定番号000555号

WORK

2022年2月24日

シロアリ調査依頼のポイント

 

シロアリの季節になると羽アリが飛んで来ることによって、自宅のシロアリ対策が気になったりシロアリが既に住まいを食害していることに気付きます。

 

宮崎県では例年、

ヤマトシロアリが4月中旬頃から(雨上りの風が少なく蒸し暑い午前10時頃から)

 

イエシロアリが6月上旬頃から(雨上りの風が少なく蒸し暑い日没の午後19時頃から)

 

地域によってばらつきがあり、これより早くに発生するケースも多々あります。

 

 

このようにシロアリが飛び立ち家や街灯に飛んでくることを「群飛・ぐんぴ」と言います。

 

 

日本にはヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリ(その他)など数種類が生息していますが、家屋を加害するシロアリの代表としてはこの3種の被害が多く見られます。

 

私もこれまで多くの駆除現場を担当して参りましたが、幸いにも軽度で済んだ被害もあれば多くの修繕費用が必要となったり、建替えに至ってしまったケース、もし大きな地震が起きた時に倒壊する危険性がある被害現場などたくさん見てきました。

 

とてもに小さい昆虫ですが莫大な頭数で木材を食害するため、遥かに大きな建物の方がダメージを受けてしまいます。

もしシロアリがご自宅に被害をもたらしたとしても、「幸いにも軽度で済んだ現場」のように早期に発見できたことで最小限の被害に留めることが出来ます。

そのためには定期的に調査を依頼したり、場合によっては予防処理や駆除処理を行う必要があります。

 

床下の調査は人で言う健康診断のようなものです。シロアリを病気の原因と考えると早期発見することに越したことはありません。シロアリ以外にも家の病気となる水漏れ、カビ、腐朽菌、不快害虫なども発見することが出来ます。

 

床下調査依頼のポイント

 

知り合いの工務店や知人に紹介してもらう

工務店は建設現場に信頼と責任を持った業者さんに仕事を依頼します。その工務店さんが紹介する業者さんもまた信頼と自信を持ってお客様に対応します。人との繋がりで仕事を依頼することは安心感があります。

 

・報告書や写真、動画など分かりやすく確信できる調査を!

元気なご主人や床下に入ってみたい方は一緒に床下などを見て回るのも良いと思います。そうはいかない方もおられますので、工事用黒板などにお客様指名など情報記入した上で写真や動画の撮影をしてもらうなど、どの場所だと分かるよう明確に報告を受けることをお勧めします。調査報告書があれば今後の参考にもなりますし、丁寧な調査は業者選びのポイントにもなります。

 

・床下調査の飛び込み営業は慎重に

呼んでもいないのにピンポン!とやって来る飛び込み営業ですが、今日会ったばかりの人に床下を見せて、明日には工事!ちょっと、ひとまず落ち着いて下さい!!仕事に信念を持って誠実であることが当たり前ですが、価格、内容、説明など十分検討され、相見積もりや任せたい業者を比較して選び抜く事も大切です。

 

・恐怖心を煽る、決断を急がせる

大切な家がシロアリや腐れによって被害を受け心配になる気持ちは良く分かります。しかし仮に本日調査してシロアリの食害を発見したとしても今すぐ家が崩れることなどありません。シロアリが発見される今日に至るまでにも長い時間が経過しています。今すぐ対処しないといけない食害レベルならば大工さんに見てもらう方が先であり木材強度的に危険な状態ならば尚更です。シロアリ駆除を行なっても失った木材の質量や強度は戻りません。かと言って大工さんに改修工事のみをお願いしても駆除がされていなければ新しい餌を与えるだけになってしまいます。決断や契約を急がず慎重に今後の対策プランを検討されることをお勧めします。

 

 

 

 

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