2024年4月19日
シロアリ調査の費用について
シロアリ調査
毎年4月〜5月の日中、前日に雨が降るなど蒸し暑い気候のとある日、ヤマトシロアリの羽アリが一斉に飛び立つ時期がやってきます。
6月〜7月の夕暮れ時になると街灯や家の灯りに向かってイエシロアリの羽アリが一斉に飛んで来ます。
この習性をシロアリの群飛(ぐんぴ)と言います。
子孫繁栄のためシロアリの王と女王が羽を付け新たな旅立ちを迎えます。
また、外来種のアメリカカンザイシロアリが生息しているエリアでは毎年6月〜10月の日中に飛び立ちます。他の2種と比べても、巣の特徴から準備が整った順から長期間飛び立ちます。
群飛は天候にも左右されますので、雨が降っている日などはあまり行われない傾向にありますが、雨が降っているにも関わらず、室内で羽アリを目撃した時は家のどこかに被害がおよんでいる可能性が高くなります。
羽アリを目撃すると家のどこかに被害がおよんいる可能性もありますし、どこからか飛んで来ただけの場合もありますが、羽アリが飛べる距離は限りがありますので近くに巣元があることは間違いありません。
3種の羽アリの共通した特徴は4枚の羽子板の形に似た羽を持ちます。
黒アリとシロアリの羽アリを間違えることがあります。
気になって自分で点検をしてもポイントが分からないことや、暗い床下や小屋裏は不気味だったり床下の衛生状態やカビなども多く存在しますので、あまり気の乗らない場所ではないでしょうか??
やはりプロにお任せするのが良いところです。
シロアリの調査依頼・費用
今やシロアリの床下調査は無料と宣伝されているシロアリ業者がほとんどではないでしょうか?!無料でないならその時点で調査依頼の選択肢から外れてしまう確率も高くなります。
弊所のシロアリ調査は一部、有料とさせていただいております。
特に駆除を伴う調査に関しましては明確な調査と判断が必要となりますので、責任を持って調査を致します。
※アメリカカンザイシロアリ調査は特にお時間を要します。
調査には施工と同じくらいの時間がかかる場合がございます。お客様のご自宅の面積や床下の高さや被害状況の有無など様々です。
家の外周・内部・床下・場合によっては小屋裏まで調査が必要となります。
生息しているシロアリの種類を判別し、
・原因の調査
・状況説明
・対策のご提案
・面積計算
・お見積り
までに平均2時間前後は要します。
調査後は改めて【調査報告書】を提出いたします。
報告書では蟻害と腐朽を中心に家の良いところ、改善が必要なところなど分かりやすく写真にまとめ報告いたします。
今後の参考にされたり、気になる場所が分かるように報告いたしますので大切に保管されて下さい。
相見積もりが前提であったり、ただ面積を算出して金額を教えてくれればとの要望も時よりございますが、原因不明のまま金額のみをご提示してはご契約となった後にトラブルとなる可能性もございます。
なぜ床下点検は無料でできるの??
不思議に思う方もいらっしゃると思います。
※床下の調査をすることで国や地方から助成金などが業者に支払われることはまずありませんし、そのような取り組みも存在いたしません。
これはテレビやいろんな宣伝で目にする集客方法と同じ仕組みと言えます。
企業努力でもありますので否定は致しませんが、数打ち当たって一件でもといった考えで調査に取り組んでいるわけではありません。
多くが無料ですの無料で取り組むしかない流れになってしまっている現状もあります。
弊社では誠意をもって調査のご対応に取り組み、調査のみのご依頼に対しましても報告書を作成しお渡しいたします。
※調査料金につきましてはお申し込みの際にいただいた被害状況や調査にかかる時間等を考慮しお見積り致します。
※ご契約となった場合はお見積り料金から調査料を相殺させていただきます。
蟻害・腐朽検査
また公益社団法人/日本しろあり対策協会認定の蟻害・腐朽検査士の資格を有しておりますので、中古物件の購入や持ち家の売却時など蟻害や腐朽がないことを調査し証明書を発行する業務も行なっております。
こちらは調査と証明書発行を目的とした業務となりますので一律料金での有料となります。
詳しくはお問い合わせ頂きますようお願い申し上げます。